2015年5月13日水曜日

読了記 【2015.01~2015.03】

今日も私の記憶力についての話から。

先日、本屋でとある本に目を留め内容を見てみるとシリーズものの第2弾でした。
1作目の内容を調べてみると、見覚えがある。

「あ、これはテレビの2時間もののドラマで見たな。」と、思い出し「ま、とりあえず小説としても読んでおこう」と図書館で借りることにしました。

っと、本を読み始める前にドラマでは誰が主役を演ったのかなぁと調べてみても一向にドラマについて見当たらない。

なんだか嫌な予感がして自分のブログで確認してみると、しっかりと本を読んでいました

その感想:@2013
殺人初心者 秦建日子 ★★★☆
(文庫書き下ろし。シリーズものにしてゆくゆくはテレビ化っていう魂胆が見えるような)
↑そう、ドラマ化されたと思ったのは自分の頭の中だけのことだったようです。

こんな自分のためにもやはり読了記録は必要。
ということで、すっかり遅くなりましたが2015年最初の記録です。

★1点 ☆0.5点 (例)★★★☆←3.5点
最高★5つ、10段階でつけてます。

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放課後に死者は戻る 秋吉理香子 ★★★☆
(ティーン向けのライトノベルだな)

誤審死 麻野涼 ★★★
(エグイなー)

神様のケーキを頬ばるまで 彩瀬まる ★★★★
(派手さはないけど後読感が良い連作短編)

六つの希望 五十嵐貴久 ★★★
(シリーズ3作目。シリーズを重ねるごとにつまらなくなっていく。次はもういいや)

首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎 ★★★
(ひとつひとつ独立した短編なんだけど、少しずつ繋がって元に戻る感じ・・・。伊坂幸太郎作品の中ではあまり好きな感じじゃない)

グラスホッパー 伊坂幸太郎 ★★★
(・・・読んだことあった)

オネスティ 石田衣良 ★★☆
(衝撃作とかではない。こんな女は嫌だなーって思うだけ)

壊れた自転車でぼくはゆく 市川拓司 ★★★
(この人が描く男の人はみんな心が弱いけどこれは飛び抜けてるな)

ずっとあなたが好きでした 歌野晶午 ★★★★
(ミステリー作家が描く恋愛小説って触込みだけど、ミステリー色が強くてかなりの文章量にしては楽しく読める短編)

ナオミとカナコ 奥田英朗 ★★★★☆
(久しぶりに手に汗握る展開の小説。最後の1ページまで読み終えないと結末がわからない感じがいい。ドラマ化を希望している人が多いのが分かる気がするなぁ)

七十歳死亡法案、可決 垣谷美雨 ★★★
(この本の表紙を70歳になった父に見せてニヤニヤするのが楽しかった。ただそれだけ)

寄居虫女 櫛木理宇 ★★★★☆
(嫌ミスに入るんだろうけど、最後まで目が離せず一気に読めた)

水やりはいつも深夜だけど 窪美澄 ★★★★
(とある街に住む子育て世代の人たちの閉塞感)

私の命はあなたの命より軽い 近藤史恵 ★★★★
(ミステリーのような展開で一気読み。タイトルの意味が深い)

ブルース 桜木紫乃 ★★★☆
(指が6本ある男と関わった女たちの短編。今回も舞台は北海道だけどいつもの情景描写が少なく感じた)

鳩の撃退法(上) 佐藤正午 ★★☆
(5年ぶりの新作。Amazonでも高評価だったが・・・私には無理。下巻は読めない)

自滅 柴田よしき ★★★
(不思議な短編)

闇に香る嘘 下村敦史 ★★★☆
(江戸川乱歩賞。このミス3位。盲目の男を主人公に据え他狙いが各所に出ていて、読み終わってみればなるほどと唸るような一作)

拝啓彼方からあなたへ 谷瑞恵 ★★★★
(ホンワカとハートフルな内容かと思ったらミステリー色が強くてびっくり)

家族シアター 辻村深月 ★★★
(家族にまつわる短編集。母親目線で書かれた娘との話が好きだった)

それは秘密の 乃南アサ ★★★
(短編と超短編。サクッと読める良さはあるけど・・・)

5人のジュンコ 真梨幸子 ★★★★
(嫌ミスが多い癖のある作者だけど、今までで一番好きだった)

神様ゲーム 摩耶雄豐 ★★★☆
(続編の「さよなら神様」がこのミスで高評価。2006年度版のこのミスで5位。児童向けだけど、読み応え有り)

さよなら神様 摩耶雄豐 ★★★
(「神様ゲーム」続編。ミスリードあり、最後の最後まで気が抜けない。1作目よりも児童書っぽさがなくなってる)

たった、それだけ 宮下奈都 ★★★★☆
(贈賄の罪で逮捕直前に失踪した男の妻や愛人、その娘の事件後の短編。何かに囚われて生きていくよりもタイトルの「たった、それだけ」と思うことの強さ)

怜也と 椰月美智子 ★★★★
(人生をかけた無償の愛。芸能人と付き合えるかも!?と思う人が世の中には多いのか) 

パレートの誤算 柚月裕子 ★★★★
(生活保護不正受給についてのミステリー。この人は社会派の内容なのに読みやすい)

鳥たち よしもとばなな ★★★☆
(過去に辛い経験をした男女がそのことを乗り越え、未来をつかもうとする話。よしもとばなならしい、不思議だし現実感がないのにリアル)

その女アレックス ピエール・ルメートル ★★★★☆
(このミス海外部門1位。プロットが絶妙で海外モノが苦手な私でも違和感なく読める)

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昨年末のこのミスの発売のせいか、ミステリーが多かった今回。
全部で29冊でした。

今年も良い本に出会えるといいなぁ。


2 件のコメント:

  1. 待ってました!
    復帰してからは全く余裕がなく読めていませんが、こういうひと言メモを見てるだけで次何読もっかな〜とワクワクするので楽しみにしてます!読んでいたのは「家族シアター」だけでしたが^^;しかも祖父と孫、夫婦、姉妹のストーリーは思い出せるのに母と娘の話がどうしても思い出せないという(笑)感じ方って人それぞれだから面白いですよね〜。ちなみに私なら★4かなぁ。

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    1. >あびさん

      毎度待っていただいてありがとうございます。
      私も人が読んだ本の感想って好きなんですよね~。
      あ、この人は同じ本を高評価するんだ・・・って。

      「家族シアター」印象深いのは姉がいるせいか姉妹の話でしたがちょっとマイナーな母娘の話が好きだったんですよね。
      私も記憶力が悪いので曖昧ですが、ふんわりぼんやりしてる母親としっかりして成績もいい娘の話でした。頼りない母親だけど最後は・・・って感じだったと記憶してます。
      私、短編は★が低いんですよね~。
      長い話をじっくり読んだほうが達成感があるので同じ面白さでも星が高くなるような気がします。

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