2016年2月10日水曜日

読了記 【2015.07~2015.9】


すっかりお忘れのことと思いますが(本人が一番忘れてた)読了記録は今もなお続いております。

半年以上さぼっているので読んだ感想が曖昧ですが、携帯のアプリにとりあえず書いていたことだけでもサラっと紹介。

★1点 ☆0.5点 (例)★★★☆←3.5点
最高★5つ、10段階でつけてます。

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家族計画 芦崎笙 ★★★
(近い将来、日本もこんなことになるかもね。小説自体は好きではなかった)

誘拐 五十嵐貴久 ★★★
(長かったー!)

贖い 五十嵐貴久 ★★★★☆
(とっても長いんだけど読むだけの価値ある小説。映像化されるだろうなぁ)

いつもの朝に 今邑彩 ★★★★
(久しぶりに二段組の長編を読んだ。話の面白さであっという間。ミステリーなんだけど、非常に爽やか)

猫は抱くもの 大山淳子 ★★★★
(猫がこんなふうに考えていればいいなぁ)

猫弁 大山淳子 ★★★★
(人気シリーズ第一弾。なかなか面白い)

猫弁と透明人間 大山淳子 ★★★★
(第2弾。いいなぁ。次を読みたい)

猫弁と指輪物語 大山淳子 ★★★★
(第3弾も最高だ)

猫弁と少女探偵 大山淳子 ★★★☆
(ちょっと間延びしたかな)

猫弁と魔女裁判 大山淳子 ★★★★☆
(シリーズ最終巻。すべての決着は始まりなんだなと思わせる爽やかなラスト)

サーカスの夜に 小川糸 ★★☆
(私はこの手の話が苦手だった)

if 垣谷美雨 ★★☆
(この人の話は現実に起こらないことばかり。今回も発想はいいんだけど,話的には無理がありすぎる)

持たざる者 金原ひとみ ★★★
(放射能を恐れて移住する人たち。閉塞感がすごい)

レインレイン・ボウ 加納明子 ★★★★
(高校時代の部活仲間の死をきっかけにそれぞれの生活を連作短編で描いた小説。ミステリー風?)

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄 ★★★
(実際にあった事件と酷似しているせいでどこまでかフィクションか混乱するのは私だけじゃないはず)

虹猫喫茶店 坂井希久子 ★★★☆
(猫好きの変わり者が集まる場所。そこにはいろんな人生があるんだなぁ)

匿名者のためのスピカ 島本理生 ★★★★
(ハラハラ感なんてないのに読後に何とも言えない虚脱感があとを引く)

天国はまだ遠く 瀬尾まいこ ★★★★
(疲れた心にほっこりとくる)

四月は少しつめたくて 谷川直子 ★★★☆
(純文学になるのかな。詩と小説の融合)

朝が来る 辻村深月 ★★★☆
(養子制度の説明を交えながらうまく物語が進んでいると思うけどなー。こういうストーリーは用紙を迎えた側ではなくて、手放す側が気になるたちなので結構好き)

嗤う淑女 中山七里 ★★★★
(蒲生美智留、すごい女だ)

切り裂きジャックの告白 中山七里 ★★★
(カエル男を読んだ人には物足りないだろうな)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 七月隆文 ★★★☆
(人気なんだって。なるほど、最初から読み返すっていうことはこういうことか)

サラバ!(上) 西加奈子 ★★★★☆
サラバ!(下) 西加奈子 ★★★★★
(今までの力強いだけの西加奈子じゃないところがとってもいい)

しゃぼん玉 乃南アサ ★★★☆
(感動の大作!という触れ込み通りなのかな?乃南アサの中では比較的軽い感じ)

ラプラスの魔女 東野圭吾 ★★★☆
(SF系の東野さんが好きならオススメ。私は人情派)

闇から届く命 藤岡陽子 ★★★☆
(お産のリアルな現状)

at Home 本多孝好 ★★★★
(映画化された表題作。いびつな家族たちの短編集)

リバース 湊かなえ ★★★★
(最後の1行、「いやーーーーーー」って叫んだわ)

過ぎ去りし王国の城 宮部みゆき ★★★☆
(冒頭のファンタジーから一転、後半はミステリー。宮部みゆきのこの手(ファンタジー系)の話はあんまり好きじゃない)

ミーコの宝箱 森沢明夫 ★★★☆
(連作短編。1話目でやめなくてよかったわ)

アノニマス・コール 薬丸岳 ★★★★
(誘拐ミステリー。緊迫感で一気読み)

ウツボカズラの甘い息 柚月裕子 ★★★★☆
(事件が二転三転して、最初に考えていたものから裏切られた感じが爽快。面白かったー)

森は知っている 吉田修一 ★★★★★
(産業スパイの話とか絶対に苦手と思ったのに最高に面白かった。爽やかな青春も垣間見える)



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7月・8月は精神的に病んでいたので引きこもっていたせいでこの2ヶ月で9割読んだ感のある全35冊

夏休みに猫弁シリーズを全部読破できたのがよかったな。

ってことで、まだまだ昨年の読了記録は続きます・・・・

4 件のコメント:

  1. 私も出産するまで は、本の虫でしたが、ここ10年は読む時間もなく、絵本の読み聞かせ程度しかできてません。
      そして、独身時代に好きだった本は、(唯川、宮部、桐野、石田、山本)辺りは、恋愛ものとかなので、今の気持ちに合わず、読む気になれず・・・。宮部さんはまだ楽しく読めそうかな?桐野夏生も。
       湊かなえとか、ちょっと気になってます。そんな私にオススメとかあったら、教えてください。(といっても読めない可能性が高いので、適当でいいです)

      宮部さんのは時代物も好きだけど、「蒲生邸事件」がわりと好きです。あと、「理由」。
      10年の間に新たな本も続々と、出版されてるのでまたいろいろ読みたいなぁ・・・。

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    1. 育児って疲れるので読書にまでなかなか時間が割けないですよね。
      出産を機に本のセレクトも変わってくるもんですよ~。
      私も昔は恋愛モノが大好きでしたが、気持ちが「母目線」になることが多くて・・・。

      男の子のお母さんなら「みなさん、さようなら/久保寺健彦」とか「横道世之介/吉田修一」がオススメかな。
      ミステリーなら個人的に好きな作家さんの薬丸岳は少年法の話が得意。母目線でも楽しめます。

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  2. 早速のお返事ありがとうございました~! 探して読んでみます…つもりです・・・・頑張ってみます。

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    1. そして、遅遅の返信すみません。
      いや~、読書なんて時間がある時で十分ですよ。
      子供が大きくなった老後にでも楽しんでください。
      その頃は老眼がきつくて・・・ってなるらしいですが。キャッ!

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